稽留流産で手術しました ~流れや持ち物などをレポートします~

稽留流産手術 コラム
スポンサーリンク
[PR] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

今回は、稽留流産手術の話。

稽留流産と診断され、手術しました。
やっと欲しくて妊娠した2人目でしたが、残念ながら産まれることなく…。
稽留流産と診断され、最初は自然排出を待ちましたが、全然出てこなくて手術をしました。

そのことをまとめましたので、もし、稽留流産手術について不安…と思う方に、勇気つけられるレポートになっていると幸いです。

手術は2022年にしました。コロナ禍での手術です。
特定を避けるために日程は明記しておりません。

手術になるまでの経緯

妊娠しました!の部分は端折ります…。

稽留流産との診断後、自然排出を待つ流れに

7週目の検診で、赤ちゃんが見えるし、心拍も少し聞こえるみたいだけど元気がないらしい、もっとしっかり見ましょうという診断を受けました。
そして次週8週目に受けた再検査で赤ちゃんが育っていない、むしろ小さくなっていると言われ、稽留流産との診断。
自然に排出されるのを待とうということになりました。

2週間後、流産後の経過について、で検診予約しました。

2週間後の診察は「流産後の経過確認」でも赤ちゃんは出てこない

そして2週間後。何も無く検診へ。
この2週間、出血すらありませんでした。
この検診のときに手術しますか?という話が出ましたが、意向に沿うとも仰ってくれ、手術を希望であればすぐに電話くださいとのこと。
内診もあったが結果変わらずで、やっぱり赤ちゃんは全然育っていませんでした。

次の検診では「手術の電話をしなかった理由」を聞かれる

先日の検診から1週間も経たずに検診でした。
最初は「手術の電話をしなかった経緯」を聞かれましたが、
私は

  • 手術が怖い
  • 内診で棒(?)を入れられるのも痛いのにラミナリアなんて激痛で無理

というのを伝えました。

でもこの日、周りで流産手術した人から話を聞いたことにより、だんだんと手術に対して前向きになっていった自分がいます。

 

やっぱりネットの情報も大事ですが、身近の人の口コミって大事ですよね。

 

そしてこの日、流産手術をすることを決意しました。

午後に電話連絡をして、次の日手術になった

私の場合、

  • 手術室がたまたま空いていた
  • 医師が「やる気が出ている間に手術しましょう」と言ってくれた

ということで、連絡した次の日に手術をすることになりました。

で。ここで問題が。
手術前日までに採血や心電図の検査をしなければいけませんが、このとき娘が習い事中であったため急には行けず。
習い事の先生に事情を説明して娘を早退させようと伝えたら
「娘さん預かっておくので1人で行ってきてください」と仰って頂きました。
手術をするまでにも、いろいろな方に助けられて本当に嬉しく感じました。

検査自体はそれほど時間もかからず1時間程度で終了。

  • 医師と手術方法についての確認
  • 手術の同意書にサイン
  • 採血
  • 心電図

上記をことを行いました。

私の当日のスケジュール

私の場合は手術の時間が少し遅めだったので、以下のようなタイムスケジュールで動きました。

稽留流産手術スケジュール

手術について、私は日帰りで静脈麻酔(寝る麻酔)でしたが、病院によっては局所麻酔だったり1泊2日の場合もあります。
事前に病院に確認をお願いします。

10:00 受付

私は総合病院に通っていました。
総合受付にいる案内のお姉さんが独断で動き、最初は外来へ…。
外来担当の方、すみません…。
総合受付で手術をするためのリストバンドをもらい、産婦人科へ行きました。

10:30 ラミナリア挿入

産婦人科に到着し、この日は問診無しでいきなり内診室へ。
私はラミナリアを1本のみ入れました。
痛みは普段の内診のときの痛みくらい。
私は内診の棒(?)がいつも痛いと感じていましたが、痛みは同じくらいでした。

 

私は事前に「ラミナリアが痛いので手術を避けたい」と伝えていたので、優しく入れて頂きました。
その後、濡れたガーゼを入れる入れない話がありましたが、ガーゼは入れずに終了しました。

 

ラミナリア挿入後は、病院に来た服装(普段着)に着替えました。

10:40~14:15 暇

この時間、本当に暇です。
看護師さんは売店に行く程度なら大丈夫ですよ、とは言ってくださりましたが。
売店行ってもお金使うだけだし何も飲食できないし、私はずっと部屋の中にいました。

14:15 手術室へ移動

14:15頃手術室へ移動し、14:30頃まで手術室前で待機。
手術室前までは産婦人科の受付の方が付き添っていただき、その後は手術室担当の看護師さんに対応していただきました。
14:30頃から血圧やパルスオキシメーターなどで体調の確認をして、患者衣(手術衣?)に着替え。
その後は手術前の控室?みたいなところに入り、14:45くらいから点滴開始。
点滴は最初左腕に針を指しましたが、なかなか血管に刺さらず…最終的には右手甲へ。
初めての手の甲はとても緊張しました。

 

手の甲へ針を刺されたときは思うほど痛みはありませんでしたが、手術中は手の甲が痛くて指を曲げるなどしていました。

 

15:00 手術開始

点滴の針を刺したのがやや遅くなったため、針を刺して一息ついた程度で手術室に歩いて移動。
流石総合病院。手術室多いなーと思いながら歩きました。

手術はまず体を固定され、「痛み止め入ります」の声が聞こえたあと、睡眠薬かな?
睡眠薬などは点滴の針から入れていきます。
起きているときに股の部分を消毒されていたのは覚えていて、その後吸われているような音がしたような…?
↑ この「消毒」と「吸われている」間のときに寝ていたようです。
私は寝ていた記憶が全く無くて、ずっと起きていたのかと思う感じでした。
また、起きても処置が終わっていなくて痛みを感じるときがあり、看護師の手を握ったのを覚えています。

 

ちゃんと寝ていたようですが、寝ていた時間は5~10分ほど。
終わって時計を見たら15:35でした。

 

15:35 控室(診察室)へ移動

ベッドに乗ったまま数人に運んで頂きました。
その後は横になって点滴されながら待機。
私は出てきた赤ちゃんが見たいと事前に伝えていたため、ホルマリンに入った赤ちゃんを見せてもらいました。
※ 手術室で着替えた服などは、看護師さんが控室まで持ってきてくださりました。

16:45 帰宅

トイレに行って動けることを確認して普段着に着替えて終了。
受付で¥9,830支払って帰りました。

 

金額は病院によって違うと思うので、必ず事前に確認してくださいね。

 

あったほうがいい持ち物

替えの下着、夜用ナプキン

手術になったら持ってくるよう、病院で指示があると思います

私の場合ですが、手術後出血しました。
手術1時間後にトイレに行ったら下着は血まみれに。
急いで持ってきた下着とナプキンを装着。
出血量はそれほど多くありませんでしたが、念の為夜用の大きめのナプキンを持っていったほうが良いと思います。

暇つぶし用品

ラミナリア装入後、3時間以上暇になります。
これが本当に暇。
スマホで暇を持て余すのもよし、本や雑誌を持ってくるのもいいかも。
ベッドはある筈なので、寝てもいいと思います。

 

私はノートPCを持っていきましたが(Wi-Fiはテザリングで繋ぎました)、受付等で持ってきていいものなどを事前に確認してください。

 

メイク道具

手術前にメイクをすべて落とすので、帰りに晩御飯のお弁当を買って帰ろうと思っている方は、アイブロウなど持っていったほうがいいです。

手提げ袋

待機室から手術室へ移動するときや、待機中に病院内を移動するときなどに小さめの鞄があると便利です。
大きさはスマホや財布など、貴重品が入る程度でOKだと思います。

手術後…思ったことなど

手術後スッキリするのは意外とホント

人によりだと思いますが、私は手術前はつわりじゃないけど中途半端に気持ち悪い状態が続いていました。

 

特に喉~胃のあたりが気持ち悪く、空腹ではないのに喉に何か通したい感じでした。

 

それが手術後には結構スッキリした感覚。
なるべく安静にしていたためちょっとしたダルさはありましたが、手術前の変な感覚はなくなりました。

逆に子宮のあたりの痛みは出てきましたが、痛み止めは飲まなくても大丈夫な程度です。

ラミナリアなど、手術で不安なこと、気になることは事前に医師に相談すべき

まぁ…当たり前っちゃ当たり前ですが、不安なことがあれば事前に医師に相談しましょう。
流産の手術はいろいろな方法がありますが、「流産手術」などで調べれば過去に手術をした方のレポートが出てきますし、周りに手術をした方がいらっしゃるかもしれません。
ラミナリアの挿入は痛いと感じるレポートが多いので、手術に関することで気になったことは事前に医師に確認すると、気持ちも少し和らぐかもしれません。

また、手術後に出てきた赤ちゃんが見たい場合も事前に伝えておいたほうが良いかも。
医師曰く「今まで見たい人は1人しかいなかった」と言っていたので…。
ひょっとしたらその病院で赤ちゃんを見て写真を撮ったのは私くらいかも。

いろいろ取れたので、どれが赤ちゃんかは確認できませんでした

出血は手術後すぐ~何日出るかは確認中

この記事を書いている時点で手術後4日目。
生理3,4日目程度の出血が続いている感じです。
ナプキンは多めに買っておいて損はないかも。

 

これいつまで出るのかな…?出血が止まったらこの部分書き直します。

 

「案ずるより産むが易し」は流産手術でも同じ!頑張って!

私は最初は自然排出を希望でしたが、全然出てこなかったので手術をしました。
私は医療関係者では無いので手術は「不安」「恐怖」というイメージが強かったのですが、実際に手術をすることに関してたくさんのお母さんのアドバイスをもらったり、病院ではたくさんの医療従事者の方に動いてくださり、本当にありがたく感じました。

不安は大いにあると思いますが、流産の手術は珍しいことでは無いはずです。
手術が不安だと思っている方に、この記事を読んで前向きになっていただけたら幸いです。

長々とお読み頂き、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました