【レポート】和歌山県みなべ町でウミガメの産卵観察に参加しました

【レポート】和歌山県みなべ町でウミガメの産卵観察に参加しました 旅行
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先日、和歌山県みなべ町の千里の浜で行われているウミガメの産卵観察会に参加しました。
私たちが行った日はウミガメの産卵は見られませんでしたが、ウミガメは上陸しており、海に帰る様子を見ることができました。
ウミガメの産卵観察会に参加してのレポートや、思ったことなどをまとめました。

このレポートは、2023年7月時点での記録です。
現在と状況が変わっていることがありますので、ご承知のほどよろしくお願いします。

【概要】ウミガメの産卵観察について

ウミガメの産卵観察についての概要をまとめました

場所

千里の浜(和歌山県みなべ町)

近くにある千里観音の駐車場に車を停めて、集合場所の千里観音(千里ウミガメ館)でウミガメが来るまで待機します

駐車場までは

  • みなべICから車で25分ほど
  • 南紀白浜空港から車で40分ほど

時間

20:00~最大24:00

雨天決行です

申し込み&観察期間

例年6月~8月頃のようです。

2023年(令和5年)の観察受け入れ開始日は、6月12日(月)の夜からでした

申し込み方法

Faxまたはメールで申し込みできます。
申請書や連絡先は以下の「ウミガメの産卵観察について | みなべ町」のWebページをご覧ください。
http://www.town.minabe.lg.jp/docs/2023050100016/

産卵観察の流れ

20:00 待機場所に集合
20::00頃からボランティアの皆さんがパトロールを始めます。
その時間から千里ウミガメ館(千里観音)で待機します。
ボランティアの皆さんがウミガメを見つけたら、千里ウミガメ館で集合をかけるので、それに合わせて浜辺へ移動します。
集合と言われたらすぐ出発するので、トイレなどは事前に済ませておきます。

千里ウミガメ館と千里観音は隣同士(併設?)にあり、千里ウミガメ館にはトイレと休憩所があります

その後はウミガメを観察して、皆で千里ウミガメ館に戻り、流れ解散。
解散時に特に集まって何かすることはありません。

最長24:00 終了

ウミガメが来なくても24:00頃解散します

ウミガメ産卵観察の感想

私たちは19:50頃に千里観音の駐車場に着きました。
駐車場は夜に来たからか、駐車場の線が見えなかったので、既に停まっていた車の近くに駐車。
千里ウミガメ館(千里観音)へ向かう階段付近には、子どもたち(と、その親)が2,3組ほどいて、駐車場で集合していたようです。

駐車場から千里ウミガメ館(千里観音)までは徒歩1,2分ほどですが、ずっと階段で明かり無し。
月明かりも木々に隠れて真っ暗だったので、懐中電灯必須です。※ 行きは下りです
ここなら懐中電灯の光は浜辺に通らないと思うので、普通の懐中電灯で大丈夫です。

20:00頃、千里ウミガメ館(千里観音)に到着。
千里ウミガメ館には休憩所があり、ウミガメの情報が掲載されたポスター等が貼られています。
千里ウミガメ館の内外には椅子がありますが、全員は座れないかなと思います。
私が行ったときは、簡易椅子を持ってきていたような人もいらっしゃいました。

私たちは浜辺へ行くゲート(?)みたいな場所にあったベンチで待機していました。
ここはとても暗かったのですが、ボランティアの方が座っていていろいろお話も聞けましたし、座ってみると千里ウミガメ館の明かりがあったので、思うほど暗くは感じませんでした。

21:35頃、ボランティアの方が集合をかけ、浜辺に移動。
集合をかけてから、数分ボランティアの方がウミガメの現在の状況を説明してくれます。
このときは、ウミガメが現在浜辺に上がり産卵場所を探している状況だったそう。
私はその間にトイレに行きました。

そして浜辺に出て、近くで待機。
この日は浜辺の端の方にウミガメが上陸したそうなので、浜辺を15分ほど歩きました。
サンダルで行ったのですが、足首まで砂に埋まって歩きづらく、途中から裸足で歩きました。
この間にトイレに行きたいと言っていたお子さんは、ボランティアの方に付き添ってもらい一旦トイレへ。
トイレから戻ってくる時間およそ30分ほど、浜辺の待機場所で座っていました。

ウミガメは産卵場所を探すのに時間がかかっているみたいで、途中で待機場所をもう少しウミガメに近い場所に移動。
浜辺での待機はトータルで45分くらいしたかな…。

この日、ウミガメは産卵せず海に帰ることに。
22:40頃、ウミガメが海へ帰るとき、近くで観察できることになりました。

皆で海に帰るウミガメを見送り、全員で千里ウミガメ館(千里観音)に戻り、流れ解散しました。
駐車場に戻った頃には23:00頃でした。

産卵観察に持っていったほうがいいもの

私がウミガメの産卵観察を経験して思った、持っていったほうがいいものをまとめました。

レジャーシート(アウトドアクション)

私が今回参加してみて一番あったら良いなと思ったのはこれ。
待機場所で待っているときや、浜辺で座って待つ時間が長いので、あったら便利だなと思いました。

折りたたみ椅子

待機場所で待機時に。ベンチの数が少ないので。
浜辺に降りるときは、自己責任で待機場所に置かせて貰っても良いと思います。

懐中電灯

浜辺で光は厳禁ですが、駐車場から集合場所までの道のりは階段でとても暗いので、懐中電灯は必須です。

飲料

自販機はありますが、夜も冷えないので、水分補給は大事です。

暇つぶし道具

何でも良いですが…。
ちなみに電波はあまり良くなかった気がします。

千里ウミガメ館について

2018年頃にできた千里ウミガメ館についてです

展示室みたいな場所で待機できる

広くはないですが、待機場所があります。
屋外にはベンチもあります。
展示室には少し資料があった気がしますが、時間を潰せる量では無いです…。

トイレは綺麗

トイレは男女別で、多目的トイレもあります。
女子トイレは洋式2つで、トイレットペーパーがありました。
手洗い場に石鹸は無いので、気になる人は紙石鹸やアルコール消毒液等持っていった方がいいかもしれません。

産卵観察時の服装

深夜でも暑いので、半袖半ズボンでも大丈夫です。
ですが、寒がりの方は薄手の羽織るものがあってもいいかと思います。

靴について

砂が足首まで埋もれるので、砂浜の上はとても歩きづらいです。
私はサンダル(途中から裸足)で行きましたが、周りで「運動靴で正解だよね」という声があったので、歩きやすいものでいいかも。
鳥取砂丘みたいに足がズボズボ入ります。

流石にヒールで行く方はいないと思いますが…。光る靴だけは避けましょう

産卵観察時の注意点

ウミガメの産卵観察時の注意事項です。

  • ライトは照らさないこと
  • 夜間は大きな声をたてないこと
  • フラッシュ、ストロボ撮影は厳禁のこと
  • 産卵するまでは近寄らないこと
  • ゴミくず・空き缶・空瓶などは放置しないこと
  • 卵の発掘は禁止とする
  • ペットの同伴は禁止とする
  • 浜への車の乗り入れは、自然公園法の規定により禁止とする
  • 産卵・ふ化シーズン中、千里の浜でキャンプは禁止とする

参照サイト:ウミガメの産卵観察について | みなべ町 http://www.town.minabe.lg.jp/docs/2023050100016/

気にしたほうがいいこと

スマートフォン、デジカメの光

写真撮影、ビデオ撮影は自由です。
ですが、フラッシュは禁止なので、事前にフラッシュをOFFにしておきましょう。

子どもの靴

子どもの靴で、歩くと光る靴があります。
この日は、そのような靴を履くのは控えたほうが良いと思います。

集合時などに特に説明はありませんでしたが、しっかり守りましょう。

産卵観察後は深夜…その後どうする?

帰る

近くには高速道路が通っていますし、帰りは深夜で車の量が少ないので、帰宅しやすいと思います。

宿泊して観光する

深夜の帰宅は辛いので、周辺の宿で宿泊するのがおすすめです。
南紀白浜空港まで車で40分くらいなので、白浜のホテルにチェックインしてからウミガメの観察会に来るのが良さそうです。

ホテルに戻るのが遅くなるので、チェックアウトの時間には気をつけた方が良いですね。
白浜には、

  • 海水浴場(白良浜)
  • パンダがいる動物園(アドベンチャーワールド)
  • 景勝地

など、観光施設がたくさんありますので、ぜひ立ち寄ることをおすすめします。

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最後に

ウミガメの産卵が見られるのはウミガメさん次第!
見られなくても落ちこまないで!

千里の浜の波の音はとても落ち着きます。
ゆったりとした時間を過ごしてくださいね。

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