はじめに
昔、教科書で習った日本最西端の島、与那国島へ行ってみませんか?
でもそれって遠くない?
そりゃ遠いです、東京から直線距離で約2,000km離れているみたいですから。
でも、空港があるので意外に簡単にいけちゃいます。
日本の端って想像しただけでなんか不安…
そんなことないですよ!確かに都会ではないですが、1,500人以上が暮らしている島です。
一人旅でどこ行こうか迷っている人、なかなか最初の一歩が出ない人、ぜひ与那国島へ行ってみてください。
私が今1番日本の西にいるんだ!って体験ができます。
ここでは普段の日常とは違った経験をしたい方におすすめの与那国島をご紹介します。
- 一人旅をしたいが、どこに行こうか迷っている人
- 与那国島はどんなところか知りたい人
島の概要など
場所
↑ここにあります。
日本領で1番西にある島で、「国境の島」とも言われます。
日本の最も端にある島で、唯一一般人が簡単に行ける島で、人も住んでいます。
暖かい気候で、台風が多い
基本的に年中暖かいです。年末年始でも半袖で大丈夫な日もあります。
ですが、寒い日もあるので、冬場は長袖が必要です。
また、台風がよく通るので、台風シーズンに行くときは気をつけましょう。
私が行った年末年始は初日は半袖で十分でしたが、次の日はウインドブレーカー&長袖必須で寒かったです。
やはり冬は長袖を持っていくべきです。
行程・金額など
できたら2泊以上の旅がおすすめ
与那国島は意外に広いです。
ゆっくり観光しようと思ったら1泊だとかなり厳しいです。
1日ゆっくりまわれる日があると良いと思います。
与那国島へ来る一人旅の方は皆さん個性派揃いですよ。
あっちこっちで一人旅の方と出会えるので、ぜひ話しかけてみてください!
予算
- 飛行機で行くか、フェリーで行くか
- 宿:ホテルに宿泊するか、民宿やゲストハウスに宿泊するか
↑この2点でかなり予算が変わります。
往復フェリー+民宿2泊ですと20,000円かからないかも。
石垣島から飛行機+ホテル2泊となると、40,000円程度は見ておいた方が良さそうです。
※ とはいえ民宿は安いところもあればそうでもないところもありますので、予約の際に必ず金額を確認してください。
私は飛行機往復+民宿2泊でした。
金額はあまり覚えていませんが、4,5万ほど使った気がします。
行き方
沖縄本島の那覇空港から飛行機で、石垣島から飛行機とフェリーで行くことができます。
那覇空港から飛行機で
琉球エアーコミューター(RAC)という会社が那覇空港から与那国島まで、1日1便ほど出ています。
時間は1時間半ほどです。
金額は普通運賃や先得などでかなり違いますが、片道2,3万ほどはみておいたほうが良さそうです。
※ 繁忙期はもっとかかるかもしれません。必ずご確認ください。
詳しくは琉球エアーコミューター(RAC)のWebサイトの右上にある「航空券予約・変更」からご確認ください。
石垣島から飛行機で
こちらも琉球エアーコミューター(RAC)が石垣島の空港から与那国島まで、1日3便ほど出ています。
時間は30分ほどです。
金額は普通運賃や先得などでかなり違いますが、片道12,000円ほど見ていたほうがよさそう。
※ 繁忙期はもっとかかるかもしれません。必ずご確認ください。
与那国島により長く滞在するために、飛行機を利用する方が多いです。
詳しくは琉球エアーコミューター(RAC)のWebサイトの右上にある「航空券予約・変更」からご確認ください。
すっごく個人的な感想ですが、琉球エアーコミューターのCAさんってみんな美しいです。 それに機内対応などを全部1人でするので凄いなーと思っています。
石垣島からフェリーで
石垣島にあるフェリー乗り場から与那国島へ行けます。
石垣島ー与那国島間を約4時間で結び、1週間に2便往復しています。
往復料金は大体7,000円くらいのようです(要確認!)。
時刻表については福山海運のWebページから、金額については直接お電話でご確認ください。
与那国島の楽しみ方
日本最西端の碑で記念撮影
与那国島へ行ったらまずはこれだけはやっとけ!という場所です
やっぱり与那国島といえばここですよね。
日本領の1番西にあり、一般人が簡単に行くことができる日本最東西南北唯一の場所。
年末の日没頃はたくさんの観光客で溢れかえってますよ。
場所は与那国島の1番西にある岬。
運が良ければ台湾が見えるようです。
ヨナグニウマと写真撮影
道路を走っていたり東崎へ行くと、野生の馬に出会えます。
これがヨナグニウマ。やや小ぶりで可愛い。
普段はほのぼのしていますが、たまに走り出すことも。
近づく場合は気をつけましょう。
日本最西端探し
「日本最西端の○○」が、ここにはたくさんあります。
学校、商店、郵便局など。
建物によっては「日本最西端の○○」と書かれていることもあるので、スタンプラリー感覚で探しに行くと楽しいです。
原付バイクで島を1周
与那国島は島を1周できる道路があるので、ぜひ1周して欲しいです。
3つある集落のうち、空港に1番近い集落にはレンタカー屋があります。
天候によりますがおすすめは原付バイク。風を感じながら走れます。
ちなみに自転車はおすすめしません。
島自体思うほど小さくないし、意外に起伏があるので体力に自信の無い方は大変です。
南北の岬を見たり、馬に会えたり、集落散策するのが楽しいです。
詳しくは与那国ホンダのWebサイトでご確認ください。
私は与那国ホンダさんの隣にある民宿おもろで宿泊したので、原付バイクを返すのが楽でした。
多分他にもレンタカー屋はあると思いますので、ぜひ探してみてください。
島独自のお土産品を購入
与那国島をメインのデザインとしたいろいろなお土産があっちこっちで売られています。
商店があればぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
私はトートバッグを買いました。イラストにぞっこんで購入しました。
今でもエコバックとして使っています。
他の観光客との語らい
まぁ、一人旅といえばコレですよね。
与那国島は一人旅の方がたくさんいます。
目的が違う人も多く、1人で行動されている方が結構いらっしゃいますよ。
宿によっては、ご飯は旅行者と食べられるように食堂みたいに共用スペースになっていることも。
いろいろな方にぜひ話しかけて、いろんな情報を得てみてください。
私はここで主人と出会い、結婚しました!
一人旅の醍醐味はいろいろな人と仲良くなって他の島の情報などを聞けることですよね。
その他の情報や名所、観光地
風景印
与那国島には風景印があります。
日本最大の蛾(ガ)、ヨナグニサンが描かれています。
日本最西端の証
与那国島へ行ったらぜひ買っておきましょう。
購入できる場所は与那国町商工会のWebサイトから確認できます。
ティンダハナタ
ティンダバナとも呼ばれています。与那国島の先祖の歴史がある名所です。
高いところにあるので景色が良く、与那国島で一番大きい集落を一望できます。
岩場なので少々歩きにくいですがぜび行ってみてください。
Dr.コトー診療所
与那国島はDr.コトー診療所のロケ地になっていて、Dr.コトー診療所のドラマを観た方にはぜひ与那国島に行ってロケ地観光して欲しいです。
また、診療所は今でも取り壊しをしておらずそのまま残っています。
有料ですが、ドラマを観た人は懐かしいと思えますよ。
海底遺跡
最近は自然にできたのではないか説が有力だったりしますが、それでもこの人工物っぽいものにはびっくりです。
ダイビングができない人はツアーもありますので、船の中から覗いてみるのはいかがでしょうか。
ハンマーヘッドシャーク
年末年始は与那国島付近でハンマーヘッドシャークを見ることができます。
ダイバーの方はぜひ潜ってみてください。
私はダイビングをしないのであまり興味は無く…。
でもダイバーの友人は行ってよかった!と話してくれました。
軍艦岩・立神岩
島の南の方にあります。
島を1周しながら見てみてはいかがでしょうか。
この他にもまだまだたくさんの名所があります。
ぜひ島を回りながら楽しんでください!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
一人旅の行き先で迷っている方は、ぜひ与那国島を候補に入れてみてください!