北海道の日本海側に浮かぶ天売島に行ってきました!
ここはいろいろな種類の海鳥が見られ、ウミガラスやウトウ等の繁殖が確認されており「海鳥の楽園」と呼ばれています。
全国からバードウォッチャーが集まる聖地なので、鳥に興味があると他の旅行者と情報共有したり、盛り上がれるかも。
海鳥にあまり興味が無い私でも意外と楽しめた島でした。
ぜひ行ってみてくださいね!
天売島について
天売島は、北海道苫前郡羽幌町にある、日本海に浮かぶ離島です。
羽幌フェリーターミナルからは約30km。船で1時間~1時間半で行くことができます。
「オロロン鳥」で有名なウミガラスやウトウ、ケイマフリ等の繁殖が確認されており、中でもウミガラスは日本における唯一の繁殖地、ウトウは世界最大の繁殖地だそうで、全国のバードウォッチャーが集まってきます。
ウトウのナイトツアーは5月~7月頃に開催予定。
運が良ければ雛が見られるかも!?
時季によりズレることが予想されるので、必ず事前に日程をご確認、ご予約することをおすすめします。
天売島の観光情報
天売島の地図は、羽幌町観光協会(http://www.haboro.tv/access.php)のページからどうぞ。
赤岩展望台
バードウォッチャーの聖地といえばここの展望台。
岩肌には、たくさんの鳥が飛んでいます。
よく岩陰に隠れるので、鳥を見たいという方にはボートに乗船するガイドツアーがおすすめ。
ツアー情報はこちらからどうぞ。
黒崎海岸
ウミネコがたくさん!
しかも近づいても逃げないことがあるのでびっくり。
時期があえばウミネコの雛もみることができます。
小さいお子さんはこれくらいがとても楽しいかも。
(赤岩展望台は穴があり転ぶかもしれないし、鳥が小さくしか見ることができないため)
海の宇宙館
海鳥の情報や写真はもちろん、天売島のお土産や海鳥のオリジナルグッズ売り場やカフェもあります。
来島後に海鳥の情報を収集したり、雨天時などに利用するのもいいと思います。
繁華街
島の南西部には天売島の町があり、商店や郵便局があります。
郵便局にはスタンプや風景印、天売島到達証明書があるので、平日に来島の際はぜひ行くことをおすすめします。
また、天売島には高校があるのも特長。
島に1基しかない、教育用の信号も、この町内(小中学校目の前)にあります。
天売島に行った感想
主人が行きたいと言っていたので連れて行かれた天売島でしたが、とても楽しかったです。
個人的に思ったことといえば、
1周約10kmなので歩ける距離ではあるけど、やはり広く感じる
私たちは「車は持って行って正解」でした。
当初、島内は歩こうと思っていましたが、子どもの体力と時間的な問題で、車で回ってちょうどいい感じでした。
大人だけなら、レンタサイクルを借りて気軽に島を1周できると思いますが、子どもが一緒なら、車を持ち込んでもいいのかなと思います。
水洗トイレはフェリーターミナルにある
汲取式トイレは使ったことが無い人にとっては緊張するかも。
水洗トイレをお探しでしたら、フェリーターミナルにあります。
海の宇宙館は無料。鳥関連のお土産はぜひここで。カフェも併設
外観はちょっと古めかな?と思いましたが、中はすごく綺麗な空間です。
お土産、オリジナルグッズが充実しており、鳥関連のお土産をお探しならここで買うのも良いかも。
入館無料。カフェあり。
雨天時にはここを利用するのもいいかも。
海鳥の情報が充実しているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
ガイドツアーは結構おすすめ。島の情報なども教えてくれます
私たちは夜のナイトツアーしか参加していませんが、宿までの送迎があって、宿から赤岩展望台までの移動中は天売島の町の情報などを教えてくれるので、とても興味深く聞けました。
短時間ではありますが、海鳥にあまり興味が無い私でも楽しかったです。
スタンプはフェリーターミナルと郵便局にある
郵便局には風景印とスタンプ、フェリーターミナルにはスタンプがあります。
郵便局は平日限定ですが、スタンプ集めをしているならぜひどうぞ。
焼尻島が綺麗に見られる
▲ 民宿竹内の道路向かいに椅子があり、そこから焼尻島を眺めることもできます
天候や場所にもよりますが…。
赤岩展望台付近は高台にあるので、その辺りから近くにある焼尻島がとても綺麗に見られます。
景色がとても良いので、ぜひ見に行ってみてください!
海鳥をちゃんと観察したければ船上ツアーに行くべし
海鳥は赤岩展望台付近の岩場にいて、展望台からは岩陰で見づらいので、しっかり鳥を見たい、写真を撮りたいのであれば船上ツアーに行くことをおすすめします。
船上ツアーは主人がとても行きたがっていましたが、私たちは乳幼児は乗船不可ということで断念しました
赤岩展望台付近はウトウの巣が多い。足元気をつけて
赤岩展望台へ行くまでの道は木道になっており歩きやすいですが、道路から木道まで数メートル、舗装されていない部分があります。
この辺はウトウの繁殖地なので、舗装されていない箇所にもウトウの巣があるのでちょっと危ないかも。
日中は気をつければ大丈夫ですが、夜間のウトウツアーのときは暗くなるので、気をつけたほうがいいと思います。
羽幌フェリーターミナルで情報収集を。おっちゃん優しいよ!
羽幌フェリーターミナルには羽幌町観光案内所があり、受付のおじさんが気さくに話しかけてくれます。
観光情報等いろいろ教えてくださるので、気になることはぜひ聞いてみてくださいね。
黒崎海岸のウミネコは圧巻!
赤岩展望台に行く途中には黒崎海岸があり、ここにはウミネコの大群がたくさんいました!
私はあまり鳥には興味がありませんが、それでもこのウミネコの多さに驚き。
写真もたくさん撮りました。
運が良ければウミネコの雛も見られるかもしれないです。
天売島への行き方(羽幌沿海フェリー情報)
天売島へ行くには、現状フェリーのみで行くことができます。
フェリーは羽幌沿海フェリー株式会社が運営しており、時季によりますが、お盆は1日6便ほど運行しています。
日程により運航ダイヤがかなり違うので注意してください。
船は高速船とフェリーがあり、高速船は片道1時間ほどで到着。
フェリーは1時間半ほどかかりますが、車が積めるので、天売島を車で移動したいと思う方におすすめです。
フェリーに乗った感想
私たちは当初高速船で天売島に行く予定で事前予約しましたが、当日、高速船は風の影響で欠航となってしまい、急遽車を積んでフェリーで行こうという流れになりました。
船体の大きさかなにかは不明ですが、フェリーは運航しました。
車を積む際、羽幌港フェリーターミナルで乗船券購入。車輌は事前予約制ですが、なんとかその場で予約ができました。
車輌を積む手続きは、羽幌港フェリーターミナルで行います。
帰りは手続きした書類を天売港で見せれば手続きなしで乗船できるという仕組み(とても便利!)。
チケットは幼児の娘の分の含め全員分貰った気が。
こちらは下船の際に回収されるのでなくさないように注意です!
フェリーは和室(雑魚寝)がB1Fと1Fにあった気がします(うろ覚え)。
私たち家族はB1Fにいましたが、1Fと比べ人が少なかったです。
お部屋は狭いので、小さいお子さんがいるなら早めの確保をおすすめします。
行きは高速船が欠航になるほどの風だったので、まぁ揺れる揺れる。
主人と娘は平気でしたが、私は横になっていないと大変でした。
下船後はとりあえず宿にチェックインしましたが、そこまで気分が悪かった…。
(宿の方にB1Fで正解でしたよ、とは言われましたが)
まぁでも久々のフェリーは楽しめたと思います。
民宿竹内宿泊記
宿泊は民宿竹内さんを利用しました。
なぜここの民宿を選んだのかというと、民宿竹内さんのブログを読んで興味を持ったから。
晩御飯の写真を見て「めっちゃ豪華だ!」と思ってここを選びました。
(私たちが宿泊したときは生ウニはありませんでしたが、違うウニのおかずを頂きました)
朝食のふのり(あおさ?)のお味噌汁もとても美味しかった!
ふのりはチェックアウトのときにお土産で頂いたので、帰宅して早速お味噌汁に入れています。
▲ 私たちが食べた晩御飯。とても豪華!!
ホテルでは無く民宿なので、若干の不自由さはあるかもしれません。
例えば、
- トイレは汲取式(ぼっとんトイレ)
- Wi-Fiは無い
- 部屋の鍵は簡素
- 6月は冷える
- 朝風呂は多分入れないと思う…
等々。
しかしながら「島の宿ってこんなのが普通やで」と思う私からすれば、お部屋やトイレも綺麗に保たれているし、女将さんがとても優しかったので、とても快適なお宿でした。
もし、民宿竹内さんで宿泊するなら、フェイスタオルと延長コードは持っていくと良いかも。
(朝風呂は入れなさそうなので、朝シャン派の方は汗拭きシートも)
トイレや洗面台にはペーパータオルがありますが、お顔等タオルで拭きたいと思うなら、タイルを持っていくと便利です
▲ 私たちが宿泊したお部屋はとても広かったです
これで1泊2食付きで7,300円(※ 2023/06/26現在)は本当にお得なお宿かも。
ご予約はお電話で受け付けているようです。
詳細は民宿竹内のブログからどうぞ。
余談ですが、私の実家は汲取式なので、トイレは全然苦じゃなかったです。
臭いも全然無く、汲取式のトイレの経験が無い方でも、まったく辛くないと思います
北海道旅行の予約はこちらからどうぞ
雪の無い時季にぜひ訪れたい北海道の各地方。
天売島は、バードウォッチャーがメインですが、鳥にあまり興味が無い人でも、ゆるりと旅行したいなと思う人におすすめです。
北海道旅行のご予約は以下のWebサイトがおすすめ。
楽天トラベルで予約すると、楽天ポイントが貯まります!
また、ややお値段は張りますが、船やホテルの予約が面倒という方にはツアーへ行くのがおすすめです。
ぜひ、楽しい北海道旅行を♪
天売島の「海鳥の楽園」を楽しんできてくださいね。