一人旅でテント泊ってどうなの?

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はじめに:一人旅でテント泊ってどう?

実は意外にいる一人旅でテント泊。
長期休暇にキャンプ場に行くと、結構たくさん人がテント泊をしています。

 

特にマウンテンバイクの方が多い印象です。

 

はじめての一人旅でテント泊は敷居が高いかもしれませんが、1度くらいやってみるのはいかがでしょうか?

ここでは一人旅でテント泊のメリット&デメリットをまとめました。

テント泊の魅力

一人旅をしている人の中でテント泊は少数派ですが、キャンプ場に行くと実は一人旅テント泊の方はいます。
理由はきっと様々。
特に今はキャンプ自体が流行っているので、一人旅キャンパーが増えているのかもしれませんね。

キャンプ場についたらまずは場所を選んでテント設営。
ときには周りの人に助けられながらも自分の寝る家を建てていきます。
夜は焚き火可能の場所なら焚き火しながらコーヒーすするのも良いですし、ゆっくり星空を眺めるのも最高ですし。
都会の喧騒を離れ心を落ち着かせただぼーっとする…一人旅の醍醐味ではないですか?

テント泊のメリット

宿泊費が抑えられる

テント泊の場合、1,000円前後で泊まれるところが少なくないです。
場所によっては無料のところも!
テントさえ持っていればゲストハウスやユースホステル以下の価格で泊まることができます。
テントを持っていない方はレンタルでも大丈夫です。
テント泊で一人旅を続けようと思っている方は購入しても良いと思います。

 

私も1週間以上宿泊する場合は、テントを持っていくかどうか考えました。
テント泊の方が安く済む場合があります。

 

周りに流されにくい

これ意外に大事かも。 例えばゲストハウス等に宿泊してリビングで仲良くなっちゃって、次の日どこ行こうか決めているのに「一緒に行動しませんか?」って言われたときとか。
あと勝手についてくるケースもあります。
断りづらいとついつい予定変えて一緒に行動しちゃう…ってことになりかねません。
宿のスタッフの助言で行き先がコロコロ変わることもあるので、意思が柔らかすぎる人には辛いかも。
テント泊の場合は誰にも喋ること無く過ごせることが多いので、孤独は感じても他人に流されることは少ないです。

 

私は民宿に泊まったとき、一緒に泊まった人に勝手についてこられ、しかも後で文句言われる(歩くの遅い)って言われて最悪でした。
一人旅をしに来ているのに…こんなことってあるんですね。

 

24時間出入り自由

宿やゲストハウスなどにはだいたいある門限。
実質門限は無しと言われても、実際に鍵を開けたり裏手から出入りなどやや面倒。
テント泊にはそんなことはないので、いつ帰ってきても、いつ出発してもOK。
連泊の場合はテントを張ったまま置いておけばOKですので、テント内が散らかっていても問題ないです。
夜中に星空を眺めに出かけるのもいいですね。

気候が感じられる

テント泊なので、ある程度の暑さ寒さを感じることができます。
まぁでも無理しないように。

 

青ヶ島のキャンプ場は二重カルデラの中にあるので風を感じないです。
こう強く感じるのはやっぱり一晩テントにいたから…かな?

 

満足感と達成感

 

まぁぶっちゃけ一番はこれですよね。がっつり一人旅の醍醐味です。

 

寝るのもテントで一人じゃー!って後々良い経験や思い出になること間違いなし。
周りに話すのに良いネタになります。

テント泊のデメリット

荷物が多くなる

一人旅でテント泊となると、以下のものが最低でも必要です。

  • テント
  • 寝袋(シュラフ)
  • マット(寝袋の下に敷くマット)
  • ヘッドライト(ランタンで代用してもOK)

また、これを入れるリュックとなると、40Lくらいのリュックが欲しくなります。
…が、そこまで揃えるのはレンタルショップがあるので大変ではありませんが、持ち運ぶとなると少しコツが必要になるかも。
重量は重くなるし、テントなどをしまうのにどこまで小さくできるか重要になるし。
普段登山をしている人にとっては普通かもしれませんが、そうでない一人旅の方は、キャンプ場でテントの設営・撤去の時間に余裕をもたせる必要があります。

盗難の可能性はなくもない

テントに鍵をかける人も少なくないですが、それでもテントの中に貴重品を入れて外出するのはNGです。
簡単に穴を開けられてしまいますし、テント丸ごと持ってかれる可能性は無きにしもあらずです。

 

そんなこと通常ないですけどね。キャンプ場を利用する人は皆いい人です。
でもとても不安で不安で…と思う人は避けるべきです。

 

テント場が無い島・地域がある

例えば小笠原諸島では、「キャンプおよび野営行為は禁止」とWebサイトにしっかり書いてあります。

キャンプ場が無い場所は意外にあるので、必ず行き先を調べてからテント泊にするかどうか決めてください。
事前に予約が必要な場所は必ず予約を。
当日予約かどうかも必ず確認すべき項目です。
もちろんキャンプ場以外のテント泊はやめてくださいね。

夜は孤独になる可能性がある

他にもテント泊している人がいないと、夜は孤独です。
本当に寂しいです。人恋しくなります。

 

青ヶ島で一人でキャンプ場に泊まったときは辛かったです。
集落まで歩いて2時間くらいあるし。次の日民宿を予約しましたよ。

 

雨が降ると大変

雨が降るとテントを片付けるのが大変です。
濡れたままテントをしまうのでリュックの中が水浸しになります。
というか雨の中テント以外の荷物はどこに置いて片付けます…?
かなり難易度UPです。

 

そういえば私は北アルプス登山の前に、北八ヶ岳で雨の中テント泊の練習をしました。
天気予報で雨だったので行きました。
練習できてよかったけど、寒かった…。

 

シャワー、トイレはあるけど…?

まずシャワーがあるかどうかの確認が必要です。
シャワーがない場合、近くに温泉か銭湯があるはずなので探してみてください。
トイレは綺麗だと良いけど…?
あまり綺麗でないトイレもまぁまぁあります。
キャンプ場を探すときに一緒にシャワーやトイレの確認もしておいてくださいね。

一人旅テント泊をした筆者の感想

私は登山を除く一人旅では2回ほどテント泊をしたことがあります。
1回目は八丈島&青ヶ島のとき、2回目はJR飯田線の電車の旅をしたときです。

八丈島&青ヶ島一人旅

最初は八丈島で3泊、青ヶ島で2泊、その後八丈島でさらに数泊…、全てテント泊を予定していました。
年末年始でしたがそれほど寒くなく(とはいえアラレが降りましたが)八丈島ではそこそこキャンパーがいたので、全く寂しくなかったです。

 

流石に女一人でテント張っているのは私だけでしたが(笑)。

 

海が近いので風は吹いていましたが、夜も静かだし、とても居心地が良かったです。

しかし青ヶ島では他にテント泊の人がおらず、キャンプ場にたった一人。
しかもキャンプ場は集落からかなり離れているのですごく孤独でした。
一人でいるのがあまりに怖くてすぐ寝ました。まさかの年越しは寝正月。
次の日は急遽民宿を借りましたよ。
今まで私は「人がいないって最高!」と思っていましたが、初めて人がいない恐怖を感じました。

八丈島に戻って、またテント泊。
思ったのは、私にとってテント泊は周りに人がいるから落ち着けるのかな?と感じました。
もちろん一人が大好きだから一人旅をするのですが。
新しい発見があった一人旅でした。

JR飯田線一人旅

「秘境駅」がたくさんあって有名な愛知県豊橋市の豊橋駅と長野県上伊那郡辰野町の辰野駅を結ぶ路線です。
私は秘境駅と、ここにある小和田駅には三県境の看板がたっているので、それが見たかったのです。
と、いいつつ実は下車せず窓から写真を撮っただけ…今思えば下車しておけばよかったかも。

豊橋駅から北上し、長野県にある沢駅周辺にあるキャンプ場で1泊しました。
このときも他のお客さんは無し。
近くに温泉があるので、お風呂は温泉に浸かります。

そして夜…雨が降ってきました。
だんだん強くなり、調べてみると大雨警報が出ているとのこと。
迷った挙げ句テント泊は中断。宿とタクシー会社を探します。
結局宿は見つからずネットカフェへ。
急遽タクシーを呼んで移動しました。

 

そういえばこの辺は夜間、タクシーは走っていないらしく…時間もギリギリでした。

 

…ってことでこのときはテント泊ならぬネットカフェ泊…?
未遂…?

個人的に筆者が思うこと

登山のときとは持ち物が変わってくる

登山でテント泊をしている人は、多分一人旅になってもたいして荷物は変わらないだろうと思う人もいますが、案外そうでもないです。
国内旅行一人旅だとご飯は外食になることが多いので、バーナーやクッカーなどはいらないことが多いです。
最終的には一人旅の方が荷物が多くなるかもしれないです。歩くことがメインでは無くなるので、なぜか重くなります。

やっぱり旅行に行くからには現地でお金を落としてほしい

 

大阪から石垣島往復、テント泊で¥12,000しか使わなかったぜ!

 

って知人が豪語していたのですが、個人的にこれはちょっとなぁと思いました。
やっぱり旅行に行くからには観光地でお金をちゃんと使うことも大事かなぁと。
観光産業で成り立っている地域は特にそう思います。

 

そりゃ安く行けるに越したことは無いですが。地元の話を聞くと、やっぱり旅先で少しはお金を使わなきゃと思います。

 

さいごに

最近一人キャンプが流行っているので、これを機に一人旅でテント泊をしてみるのはいかがでしょうか。
絶対一生の思い出になること間違いなしです!

楽しい一人旅になると良いですね。

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